要点
Sunoのエラーは、ほぼすべてが次の2つのどちらかから来ています。スタイル・説明・歌詞のどこかを読んで拒否したフィルターか、生成サーバー側の一時的な不具合です。フィルターによるエラーは、再試行しても絶対に消えません。引っかかった言葉そのものを変える必要があります。よく出る順に直し方を並べると、スタイル欄から実在のアーティスト名を消して音の特徴で書く/「ninety-three」のように英単語でつづった数字は数字で書く(Sunoはスペースとハイフンを取り除いてからプロデューサータグと照合するため)/著作権ありと判定された行は自分の言葉で書き直す/安全フィルターに不適切と判定された行の表現を和らげる/発売済みの音源ではなく自分の録音をアップロードする、の5つです。「Internal Error」(内部エラー)はもう一度だけ試し、それでもダメなら歌詞を変えてください。タイトルやスタイルだけ変えても何も変わりません。サービスが拒否しているのは歌詞だからです。Suno AI Music では、失敗した生成のクレジットは自動で返却され、失敗した曲のカードに、どのケースに当たったのかがあなたの言語で表示されます。
このガイドの内容
- Sunoのエラーはどこから来るのか
- スタイルや説明にアーティスト名が入っている
- 歌詞にプロデューサータグが入っている
- 歌詞に著作権のある内容が含まれている
- プロンプトに不適切な内容が含まれている
- 音声が既存の録音と一致した
- 内部エラーと、同じ歌詞の再試行が失敗する理由
- サーバー混雑とタイムアウト
- 生成ボタンを押す前のチェックリスト
- よくある質問
- まとめ
Sunoのエラーはどこから来るのか
生成リクエストは、音楽が作られる前に2つの関門を通ります。まず、入力したテキスト(スタイル、説明、歌詞)が複数のフィルターでチェックされます。実在のアーティスト名、既知のプロデューサータグ、著作権のある歌詞、危険なコンテンツの4つです。次にリクエストが生成サーバーに送られますが、サーバーは混雑していたり、遅かったり、特定の入力で失敗したりすることがあります。
この区別こそ、Sunoのエラーを理解するうえで一番役に立つポイントです。
| エラーの種類 | 再試行で直る? | 変えるべきもの |
|---|---|---|
| アーティスト名、プロデューサータグ、著作権のある歌詞、不適切な内容 | 直らない(同じ言葉は毎回失敗する) | メッセージが指している言葉 |
| 音声が既存の録音と一致 | 直らない | アップロードした音声 |
| 内部エラー | 1回なら直ることもある | 2回失敗したら歌詞 |
| サーバー混雑、タイムアウト | 少し待てば直る | 何も変えなくてよい |
Suno AI Musicで失敗したすべての生成を調べ、実際にどのメッセージが出ているのかを確認しました。圧倒的に多かったのはスタイル欄のアーティスト名で、次が内部エラー、その次が著作権のある歌詞でした。そして、イライラするケースの裏には必ず同じパターンがありました。タイトルを3回も4回も変えて、まったく同じ歌詞を送り直していたのです。
当サイトでは、失敗した曲はリストに残り、短い説明と (クレジットは返却されました) の表示が付きます。何を直せばいいのか、そしてその試行にお金がかかっていないことがひと目でわかります。

スタイルや説明にアーティスト名が入っている
メッセージ: "Your tags contain artist name … — we don't reference specific artists, please change your tags and try again."(タグにアーティスト名が含まれています。特定のアーティストは参照できないので、タグを変更してもう一度お試しください。)説明欄でも同じエラーが出ます("Your description contains artist name …")。
原因: Sunoは、名前を挙げた実在のアーティストのスタイルでは生成しません。スタイル欄や曲の説明に、それとわかるアーティスト名やバンド名が入っていると拒否されます。「like Bad Bunny」「Taylor Swift vibes」「System of a Down guitars」はどれも失敗します。フィルターは文字どおりに判定するので、周りにどんな言葉があっても、名前が入っているだけでアウトです。
直し方: 名前を消して、そのアーティストの音のどこが好きだったのかを書きます。ジャンル、年代、楽器、声の4つに分けて考えるとうまくいきます。


うまくいく言い換えの例です(スタイルは、モデルが一番よく理解する英語のままにしています)。
| こう書く代わりに | こう書く |
|---|---|
| like Bad Bunny | reggaeton, dembow beat, deep male vocal, Latin trap influence |
| Taylor Swift style | catchy pop country, female vocal, acoustic guitar, big singalong chorus |
| System of a Down guitars | aggressive alternative metal, chugging distorted guitars, theatrical vocals |
| Lo-fi like Nujabes | jazzy lo-fi hip hop, mellow piano chords, vinyl crackle, 85 bpm |
書き直したスタイルのほうが、たいてい狙いに近い曲になります。モデルは名前よりも具体的な描写によく反応するからです。効果のある書き方は Sunoプロンプトガイド に、スタイル欄と歌詞欄にそれぞれ何を入れるかは Sunoタグ一覧 にまとめています。
歌詞にプロデューサータグが入っている
メッセージ: "Your lyrics contain producer tag … — we don't reference specific artists, please change your lyrics and try again."(歌詞にプロデューサータグが含まれています。歌詞を変更してもう一度お試しください。)
原因: 歌詞にはアーティスト名などひとつも入っていないので、これに戸惑う人はとても多いです。ヒップホップやポップのプロデューサーの多くは、自分のビートに声のサイン(プロデューサータグ)を入れており、Sunoはこのタグもブロックしています。落とし穴は照合のしかたです。Sunoはリストと照合する前に、歌詞からスペースとハイフンを取り除きます。そのため、ごく普通のフレーズが実在のタグとぶつかることがあります。1993年について「ninety-three」と書いた行は「ninetythree」になり、「low light」や「low-light」は「lowlight」になります。プロデューサータグを兼ねているよくあるスラングも、同じように引っかかります。
直し方: メッセージには一致したフレーズが書かれているので、歌詞の中でそれを探し、そのフレーズだけを変えます。
- 数字は数字で書く。 「Class of ninety-three」→「Class of '93」。歌えば同じ発音です。
- 1語だけ入れ替える。 「Low light」→「dim light」や「soft light」。
- スラングを言い換える。 スラングが引っかかったら、近い意味の別の言葉ならたいてい通り、行も生かせます。
1番を丸ごと消す必要はまずありません。たいていは1語だけが原因です。
歌詞に著作権のある内容が含まれている
メッセージ: "Your lyrics contain copyrighted material. Please change it and try again."(歌詞に著作権で保護された内容が含まれています。変更してもう一度お試しください。)
原因: Sunoは歌詞を発表済みの曲と照合しています。実在の曲の歌詞を貼り付けると、数語変えていてもブロックされます。オリジナルの歌詞が引っかかることもたまにありますが、たいていは1行が有名な歌詞やよく知られたサビのフレーズとまったく同じだからです。この警告は自動モデレーションの結果であって、あなたの言葉が誰かのものだという法的な判断ではありません。
直し方:
- 既存の曲を貼り付けた場合は、 自分で歌詞を書きましょう。同じ雰囲気の新しい曲がほしいなら、AI作詞ツール に曲のイメージを伝えれば、オリジナルの歌詞を書いてくれます。
- 自分で書いた歌詞なら、 一致している行を探します。セクションを削っては再試行し、通るまで繰り返してください。最後に削ったセクションに一致箇所があります。その行を書き直しましょう。
- タイトルだけ変えないこと。 照合されているのはタイトルではないので、同じ歌詞はまた失敗します。
歌う権利のある実在の曲をカバーしたいなら、それは別の作業です。曲をカバーする方法 のガイドをご覧ください。
プロンプトに不適切な内容が含まれている
メッセージ: "Prompt contained inappropriate material"(プロンプトに不適切な内容が含まれていました)または "Your request was rejected by the safety system."(リクエストは安全システムによって拒否されました)。
原因: 安全フィルターが、スタイル・説明・歌詞をチェックし、未成年が関わる性的な内容、名前を挙げた人物への現実の暴力、ヘイトスピーチなどのカテゴリーを探しています。ただ、文脈上はまったく問題ない言葉に反応することもあります。フィルターが読むのは意図ではなく単語なので、暗い失恋ソングや戦争のバラードでも引っかかることがあります。
直し方: いちばん生々しい行を見つけて、表現を和らげます。直接的な描写が通らなくても比喩なら通ることが多く、曲としてもむしろ良くなることがよくあります。暴力的・性的な行からは、実在の人物の名前を完全に外してください。アップロードが "Video upload contains restricted content"(動画に制限されたコンテンツが含まれています)で拒否された場合、問題はテキストではなく動画の映像です。別のクリップを試してください。
音声が既存の録音と一致した
メッセージ: "This audio matches an existing recording in our catalog."(この音声はカタログ内の既存の録音と一致します。)
原因: 延長、カバー、参考音源などのために音声をアップロードすると、発売済みの音楽と照合されます。市販の曲や、その曲が部屋で流れているのを録った音声は一致と判定されます。
直し方: 自分で作った音声をアップロードしてください。自分の歌、自分の演奏、このサイトで生成した曲などです。メロディーのアイデアだけが必要なら、元の音源の代わりに、スマホに鼻歌を吹き込んでそれをアップロードしましょう。自分の曲を別バージョンにしたいときは、ライブラリの曲で 曲のカバー や 曲の延長 を使ってください。
内部エラーと、同じ歌詞の再試行が失敗する理由
メッセージ: "Internal Error, Please try again later."(内部エラーです。しばらくしてからもう一度お試しください。)
原因: Sunoのエラーの中でもっとも情報が少なく、もっとも時間を無駄にさせるエラーです。本当に一時的なサーバーの不具合のこともあります。しかし同じ歌詞が何度も失敗するなら、サービスはその入力そのものでつまずいています。たいていは歌詞の中に処理できない何かがあるのですが、それが何かは教えてくれません。
直し方:
- もう一度だけ試す。 一時的な不具合なら、2回目でうまくいきます。
- また失敗したら、歌詞を変える。 短くする、珍しい記号やとても長い行を消す、極端に長い1番を分割する、などです。タイトル・スタイル・モデルを変えても効果はありません。失敗している原因はそのどれでもないからです。
- 半分ずつ試す。 歌詞の前半だけで生成し、次に後半だけで生成します。失敗したほうの半分に原因があります。
Suno AI Musicでは、同じ歌詞が2回失敗すると、カードに 「この歌詞はすでに2回失敗しています。歌詞を修正してから、もう一度お試しください。」 と表示されます。同じ曲のタイトルを変え続けて一晩を無駄にしないためです。失敗した試行のクレジットは、毎回自動で返却されます。
サーバー混雑とタイムアウト
メッセージ: "We are currently experiencing elevated usage. Please try again later"(現在利用が集中しています。しばらくしてからお試しください)と "The music generation timed out."(音楽の生成がタイムアウトしました)。
原因: 同時に生成している人が多すぎるか、ひとつの生成に時間がかかりすぎて止められたかのどちらかです。
直し方: 1〜2分待ってから、何も変えずにもう一度生成ボタンを押してください。何も変えずに再試行するのが正解なのは、Sunoのエラーの中でこの2つだけです。ほとんどの生成は1〜3分で終わります。10分たっても回り続けている曲は、そのうち失敗して自動でクレジットが返却されます。
生成ボタンを押す前のチェックリスト
失敗する生成のほとんどは、30秒のチェックで防げます。
- スタイルや説明に実在のアーティスト名・バンド名がない(代わりに音の特徴を書く)
- 歌詞の数字は数字で書いている(ninety-three ではなく '93)
- 歌詞は自分のもので、発表済みの曲から貼り付けていない
- 実在の人物についての生々しい行がない
- アップロードは自分の録音
- 構成タグは単独の行に書く(
[Verse]、[Chorus])。歌詞欄に見慣れないものを混ぜていない
それでも失敗したら、再試行する前にメッセージを読んでください。直すべき欄(スタイル、説明、歌詞、アップロード)が書いてあり、変える価値があるのはその欄だけです。
よくある質問
歌詞にアーティスト名なんて入っていないのに、Sunoが入っていると言うのはなぜ
アーティストではなく、プロデューサータグに一致したからです。Sunoは照合の前にスペースとハイフンを取り除くので、「ninety-three」や「low light」のような普通のフレーズが実在のプロデューサータグとぶつかることがあります。数字は数字で書き、指摘された言葉を入れ替えてください。
タイトルを変えればSunoのエラーは直る
直りません。どのフィルターもタイトルはチェックしていないので、歌詞やスタイルが原因で失敗した曲は、タイトルを何に変えてもまた失敗します。メッセージが指している部分を変えてください。
生成に失敗するとクレジットは減る
Suno AI Musicでは減りません。失敗した生成のクレジットは自動で返却され、曲のカードに (クレジットは返却されました) と表示されます。クレジットパックとプランの料金は 料金ページ にあります。
スタイルにアーティスト名を使えないのはなぜ
Sunoは、名前を挙げた実在のアーティストのモノマネは生成しないからです。代わりに、求めているジャンル、年代、楽器、声を書いてください。そのほうがたいてい狙いに近い結果になります。
エラーの原因になっている歌詞の行はどうやって探す
歌詞の半分で生成し、次に残りの半分で生成します。失敗したほうをさらに半分にしていけば、その行にたどり着きます。プロデューサータグとアーティスト名の場合は、メッセージにすでにフレーズが書かれています。
「Internal Error」は自分のせい
いつもそうとは限りません。もう一度だけ試してください。同じ歌詞がまた失敗したら、歌詞を変えましょう。サービスが処理できないのはその組み合わせなので、変えずに再試行しても失敗し続けます。
まとめ
Sunoのエラーは一見ランダムに見えますが、それぞれがどの欄を指しているかに気づけば話は簡単です。アーティスト名はスタイル欄、プロデューサータグと著作権のある行は歌詞欄、カタログとの一致はアップロード。そして繰り返す内部エラーは、姿を変えた歌詞の問題です。メッセージを読み、指摘された言葉だけを変え、タイトルだけ変えて同じ歌詞を送り直すのは絶対にやめましょう。準備ができたら AI音楽ジェネレーター に戻ってください。失敗した試行にはお金がかからず、カードが何を変えればいいかを正確に教えてくれます。
